債務整理をする人が多くなってきています。以前であれば贅沢癖が治らないごく一部の人のものでしたが、今では長引く不景気によって事情が大きく変わってきています。これだけ債務整理そのものが存在感を増してくると、制度面や運用面で色々な工夫が見られるようになりました。
その中でも最も画期的だと思えるのが、「クルマやマイホームを手放さずに済む」という債務整理でしょう。一般的に債務整理をするとなると持っている資産も全て処分しなければならず、せっかく住宅ローンを支払ってきたマイホームも人手にわたってしまうという不安がつきまといます。
しかし、今ではこうした一定の資産を手放さずに債務整理を行うことができるようになっています。そこには新しい法律の制定や、債務整理を行う側の工夫などの功績があります。
例えば、個人再生には住宅ローンを除外する特例措置があります。引き続き住宅ローンを支払うことができるのであれば、それ以外の債務だけを整理することができます。また、任意整理においても債務整理をする相手を選んで限定的な整理が可能なので、クルマのローンを支払っている信販会社や住宅ローンを支払っている銀行などだけを除外すれば、手放すという心配はありません。